賃貸アパートの管理委託・一括借り上げのメリットデメリット!

賃貸アパート 経営
賃貸アパート

賃貸アパートを経営するうえで運営管理を自分でせずに、管理業者に委託する場合があります。大きく分けると内容によって管理委託と一括借り上げの二通りになります。 管理委託と一括借り上げのメリット・デメリットについて。

賃貸アパートの管理委託内容。

アパートの運営管理は、入居者の募集から始まって入居者のクレーム対応、隣室の騒音、給排水設備やエアコンなど電気設備の故障の対応、建物の修繕、清掃、家賃管理、滞納催促など様々な範囲の管理業務があります。

管理は、営業ロスを極力減らし、入居者の満足度も満たしていく両面の工夫が必要で賃貸アパート経営の大切な要素になります。

この場合、経営者自身で管理を行うことができない場合は管理業務を扱う管理会社に委託する方法があります。

現在賃貸住宅の三分の1が運営会社によって管理されているとも言われます。

管理業務の範囲も清掃、定期巡回、家賃管理、滞納保障などオーナーのニーズに合わせて色々な形態が用意されています。

管理費用は家賃の5%~10%が相場です。

一括借上げのメリット、デメリット。

賃貸アパートを業者に一括して賃貸して実際の入居の募集、契約手続き、建物の管理をひっくるめて業者に任せるのが一括借上げ方式です。

民間以外では、自治体でも一括借上げ方式があり、東京都の場合には、都民住宅、ファミリー型区市住宅、福祉型借上げ住宅などが一括借上げ方式を採用しています。

公団でも民賃制度、特定優良賃貸住宅制度利用者に対して公共団体、公社、借上げ業者等に一括借上げ方式を採用しています。

一括借上げ方式のメリットは、一定の借上げ賃料が保障され、オーナーは安定した収入につながり、管理の手間もかかりません。

一方デメリットは、家賃の10%から15%の管理費が必要となります。

まとめ。

今回は「賃貸アパートの管理委託・一括借り上げのメリットデメリット!」というテーマでお送りしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました