賃貸アパートの入居者ニーズで、高級志向の入居者をターゲットにする場合、ニーズとして設備充実型、建物高性能型、ファッション型の3要素に分けられます。
設備充実型。
設備機器が性能、デザインともにグレード志向なことです。
例えば、良い例がご存じの様にバス、トイレのセパレート化の志向が年々強まってきていることなどのいい例です。
それ以外にも浴室はシャワー付きで、従来より浴槽が広めで、浴室乾燥機付きなど。
コンセントの数も多めに設置するニーズもあります。
建物高性能型。
建物の構造上のグレードの高さのこだわりです。
例えば、プライバシーを守る目的での建物の遮音性能の関心は、非常に高く、最近ではネット上でも大手住宅メーカーの性能に関する入居者の評価が多く書き込まれています。
遮音性能に関しては木造構造の場合建設時の配慮が必要です。
間仕切り壁に石綿板を入れるとか、間仕切り壁を小屋裏までしっかり立ち上げるなどの配慮です。
さらに、二階の床の振動を吸収する工夫も必要です。
また、アパートの建築業者は、アパート建築の実績と経験が豊富な業者を選ぶことも大事です。
例えば、先ほどの遮音のための間仕切りの小屋裏までの立ち上げは法令でも決められているものです。
アパートは法律上「特殊建築物」に該当するため安全性確保のための法律や条例で特別な規定があります。
それらを十分把握した業者を選定する必要があります。
ファッション型
これは、アパートの場合建物の外観デザインです。
とりわけ単身のヤング層やニューファミリーをターゲットにして、外観のおしゃれでカッコいい建物のニーズが見込めるでしょう。
ヨーロッパ風やアーリーアメリカン風などもおしゃれで好まれます。
まとめ。
今回は「賃貸アパートの高級志向な入居者ニーズから見た差別化!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント